合格必須!保育士試験について

保育士試験の概要、難易度
保育士の資格を取得する時には、まず保育士資格を取得します。
資格取得の方法は二種類あり、養成課程のある専門学校・短大・大学に入学をして必要な単位を修了するか、もしくは国家試験に合格をすることが必要です。
もともと保育士は民間資格として運用されてきましたが、児童福祉法の改正により2003年から国家資格による免許制度になりました。
資格を取得する人全体で見ると、学校を卒業して取得する人の方が高い割合となっていますが、保育業界全体の人材不足ということもあり、全国的に資格取得者への補助が手厚くなっています。
保育士試験は年に2回開催されており、前期試験(4月)と後期試験(10月)となっています。
これらの試験はまず先に筆記試験が行われ、そこで科目全てで合格点をとることにより、その後の実技試験に進むことが可能です。
筆記試験は全部で9科目となっており、マークシート方式で行われます。
9科目全てで所定の点数に達していなければならないのでかなり難易度は高く、一発で全て合格をすることができる人は多くありません。
ただ、筆記試験で合格をした科目は次回以降の試験で免除をされるようになっているので、時間をかけて合格を目指していくことができます。
なお保育士試験の合格率は毎年だいたい2割程度で、平成28年度実施の試験では25.8%です。
年々合格率は微増してきており、試験対策のための教材なども民間各社から提供されています。
保育士国家試験の試験内容
保育士試験で難しいのは第一次試験の筆記試験です。
筆記試験の科目は9つで、「保育の心理学」「保育原理」「児童家庭福祉」「社会福祉」「教育原理」「社会的養護」「子どもの保健」「子どもの食と栄養」「保育実習理論」となっています。
合格点は6割以上で、合格をした科目は最初に受けた試験日を含め、3年間は引き継ぎをすることが可能です。
なお9科目のうち「教育原理」と「社会的養護」は2つで1科目扱いになっていますが、いずれも項目ごとに6割の得点がなければいけません。
この2科目のみ一度のテストで両方合格点に達していないといけないので、なかなか苦労をする受験者も多いようです。
下記のようなページを参考に、しっかりと対策を行いましょう。
保育士試験の対策、どうすればいいの?勉強のコツを完全網羅!(保育士求人「保育のお仕事」)
筆記試験は、先に幼稚園教諭の資格を取得している人は一部科目を免除してもらうことが可能です。
実技試験は「音楽」「造形」「言語」の三科目から二科目を選んで受験します。
ただし実技試験の合格率は毎年95%以上となっているので、きちんと過去問のおさらいをしていれば、だいたいは合格をすることができます。
実技試験の具体的な内容は、「音楽」はピアノ演奏および弾き語り、「造形」は特定の題材をモチーフにした絵画、「言語」は読み聞かせです。