みんな大好き!お絵かき遊び

子ども

お絵かきを行うメリット

子供の行う遊びの中でも、特に人気があるのは「お絵かき」です。
子育てをしていて、いつになく子供が静かだなと思っていたら一心不乱に絵を書き続けていた、というような経験がある親も多いことでしょう。

大人になってからの趣味としても多く選ばれている絵画ですが、これは通して行うことにより、さまざまな効果を脳にもたらしてくれます。

まず絵を描く時には、自分自身の精神面が大きく反映されます。
プロで仕事として絵を書くというのはまた違うと思いますが、自分で自由に絵を描くというときには、その時の感情や精神状態が大きく反映されるのです。

特に子供の場合は自分の気持ちをそのまま言葉にすることが苦手ですので、絵を書くということは自分の心を向き合うための最も有効な手段となります。

描いていた絵がきっかけになって子供の虐待が発見されたという話は非常によく聞きますし、子供の絵をよく観察することで普段のコミュニケーションとはまた違った子供の気持ちを計り知ることが可能です。

また絵を描く時には自然風景や身近な人たち、その他身の回りのものを観察してそれをお手本にして描いていくことになります。

そのときに、子供はそうした身近なものを詳しく観察することによる発見をしていくことになりますので、ただ楽しく絵を書くということだけで得られる効果は非常に計り知れないものであると言えるでしょう。

大人の目線では、子供に「もっとうまく描けるようになってほしい」ということであれこれと口出しをしたくなりますが、子供のうちはそうした指示や指導は極力おさえておいた方がよいでしょう。

保育園などでは子供が人の顔を緑色に塗るなど、大人の発想ではありえないような色使いをしている絵画を見かけます。

そうした大人とは違ったものの見方をしていくことができるのも子供時代の特権ですので、できるだけ温かく見守って挙げたいところです。

保育士が考えること

保育士になるための国家試験では、実技科目として絵画を選択することができます。

参考:保育実習実技・絵画

こちらは実際に国家試験で出題された内容をもとにした、保育士合格者さんたちの絵画を集めています。

保育士国家試験で出題される絵画の課題は、実際に保育園の中で起こる出来事から、その場面を使って一つの絵を描くという流れになっています。

具体的には「園でお出掛けをする」「園で歌を歌う」などといった場面設定から、子供と保育士を描き、そこに各場面で登場する事物(動物や乗り物など)を配置していくという形です。

上記リンクを見てもらえばわかるように、試験での課題は必ずしもプロ並みのうまさで描く必要はなく、きちんと課題に沿った内容で場面がわかるように描かれていればOKです。

保育士として勤務をしていくときにこの技能がどのように役立つかというと、これは自分自身が子供の目線に立って保育園という場所を想像し、そこからどういった接し方をしていくことが望ましいか、ということを考えるきっかけになります。

課題とはいえ、その絵を見ることで審査をする人たちも、その人が保育士としてどのように子供のことを考えていくかということを判断する材料になるのです。

多くのことを周囲に理解してもらえるのがお絵かきですので、ぜひ実際の保育業務の中にも積極的に取り入れていってもらいたいですね。

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