意外に大変!?職場のコミュニケーションについて

職場

人間関係を良好に保つポイント

保育士の仕事は「人」を相手にすることから、常に大勢の人と関わっていくことになります。
そのためどうしてもちょっとしたことで人間関係のトラブルが発生しがちになり、そこから長く仕事を続けることが困難になってくるのです。

皮肉なことにそうした人間関係のトラブルによって人員が辞めてしまうようなことになると、それが原因になって職場の業務内容が増え、それがますます人間関係をギスギスさせてしまうようなことになります。

保育士の仕事は徐々に男性の割合も増えてきているとはいえ、女性が大半であるという現状がありますので、人間関係がこじれると仲裁が難しくなってしまいがちです。

ですので、まずは保育士として勤務をしていくときにはできるだけ人間関係のトラブルを起こさないように、周囲に配慮をしながら勤務していくことが大切になります。

まず保育士としてデビューして最初に直面するのが「新人いじめ」という悩みです。

もちろん新人だから絶対にいじめられるということはないのですが、仕事に不慣れなうちはどうしても他の保育士さんの仕事を中断させてしまう場面が出てしまうので、そこで「使えない奴」というふうにレッテルを貼られてしまうことがあります。

特に上下関係が厳しい職場や、人員が極端に不足している職場においては最初から新人に対して厳しい態度を取ることがありますので、まずは周囲の雰囲気を見てそこから立ち回りをしていくようにしましょう。

仕事をまず早めに覚えようとするということはもちろん、相手の話をしっかり聞く態度をとることや、嫌な人にもきちんと挨拶をするということを徹底していくことで、職場内の印象を良くしていくことができます。

保育士に限ったことではありませんが、職場内には大抵1人や2人、扱いにくい性格をした人というのはいるものです。

全員と完全に親しくなる必要は全くありませんので、嫌な相手にも「仕事だから」と割り切ってしまうのが、ストレスを少なくするために有効でしょう。

困った人の例としては「感情の起伏が激しい」「プライベートなことを職場まで引きずってくる」「いちいち攻撃的な態度をする」「個人的なことを根掘り葉掘り聞き出そうとしてくる」といったことがあります。

上司が気分屋であると、指示する内容がコロコロと変わるので、どうしても下で働く人間にとっては迷惑してしまうでしょう。

そうしたときには気分で指示が変わらないように、あらかじめ職場でルールを作ってもらうようにして、機嫌でやったりやらなかったりということがないように周囲を巻き込んで実践していきます。

もしいじめなどの対象にされてしまうようなことがあったら、自分だけで悩まずに周囲に相談をしていくようにしましょう。

よく言われることですが「あなたのためを思って言っている」「根はいい人だけど口が悪い」というようなことは全く的外れです。

仕事で行う指示についてまで攻撃的に行う必要は全くありませんので、そうしたことを言われたらそれは話半分で流していきましょう。

意識すべきこと、注意点

職場でのコミュニケーションは、一緒に勤務をする同僚とだけではありません。
保育士の場合は保護者との関わりが必要になります。

普段は連絡帳などを通じてコミュニケーションをとっていきますが、毎朝毎夕のちょっとした会話の中で相手への印象が変化していくこともあるものです。

保護者にとっては園内で自分の子供をきちんと扱ってくれるだろうかという不安がありますので、まずは第一印象を良くするために、こちらから気さくに話しかけていくようにしましょう。

保護者との関係を良好にしていくための最大のコツは「きちんと説明すること」です。
今日自分の子供がどういったことをしたかや、ケガや病気があったときどういったシチュエーションであったかというようなことをきちんと説明してあげることで「きちんとした保育士」という印象を持ってもらうことができます。

いわゆるモンスターペアレンツと言われるような無理な要求を行う人も時々います。

そうした人たちからのクレームの大半は「自分の子供を特別扱いしろ」「自分に都合が悪い園のルールを変更しろ」というものなので、そうしたことがあったら速やかに上司に相談をしていきましょう。

若い保育士さんの場合、どうしても気の強い人からターゲットになりやすく、最初に曖昧な態度をとってしまっていると、どんどん要求がエスカレートしていってしまいます。

明らかに間違っている要求に対しては毅然とした態度で対応をするようにし、必要に応じて園の責任者に間に入ってもらうようにしましょう。

同僚や上司の場合はその後も長く一緒に仕事をしていくことになりますが、保護者の場合は子供が卒園していけばそこで一旦関係が途切れます。

なのでもし苦手な保護者がいても、クラスが変わるだけでもかなり関係が切れますので、それまでと割り切って仕事をしていくようにしましょう。

いくら人間関係が厳しい仕事とはいえ、保育士という資格は国家資格として全国で使用できるものなので、必要以上に自分を追い詰める必要はありません。

いざとなったら転職をして、もっとよい条件のところに就職をすればよい、といったように頭を切り替えていきましょう。

余計なトラブルに巻き込まれないようにするには、自分からトラブルの種に足を突っ込まないということも必要です。

仕事と関係ない噂話やプライバシーに関わる話、悪口といったものに加わっていくことで、いつの間にか自分が加害者や被害者になってしまうことがあります。

「ちょっと違うな」と感じる人が職場にいたら、それ以上には踏み込まないようにしていくということが、一番の人間関係対策になるのです。

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