子供とのコミュニケーションのポイント

子どもと鮫

子供とのコミュニケーションのポイント

子供とコミュニケーションをとるときに注意をしたいのが、子供と大人との感覚の違いです。

子供と接していると、大人から見て全くなんでもないようなところで突然転んだり、突然に不快感を示したりといったようなことがあるでしょう。

私達は日常生活を送っていくときに、五感とそれに伴う感覚を使用しています。
五感は視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚で、さらに平衡感覚や固有感覚を無意識的にコントロールしながら行動しています。

しかし子供はこれら複数の感覚を同時に自分でコントロールしていくことが難しいため、バランスを崩して転んでしまったり、上手にものを掴んだりといったことができにくいのです。

子供とコミュニケーションを取っていく時には、まずこの感覚の違いがあるということをしっかり理解しておく必要があるでしょう。

例えばコップから水を飲むという動作一つでも、固有感覚や触覚を使い、平衡感覚でバランスをとっています。

もし子供がただ水を飲むだけでもこぼすというような時には、そうした感覚のバランスが崩れていると考えられます。

そのため頭ごなしに叱ったり説得したりということはせず、どうやったらその感覚のギャップを埋めていくかということを考えていく必要があるのです。

また、子供の時期特有の感覚過敏にも気をつけないといけません。
感覚過敏で多い例が音に関するもので、周囲の大人よりも非常に音を大きく感じてしまうということがあります。

大勢の子供を見る時にはつい一人ひとりに気を配るのが難しくなりますが、そうした大人との体質の違いを早めに感じ取ってあげるようにしましょう。

指示を聞かない場合の対処法

集団保育をしていて困るのが、何度言っても指示を聞いてくれない子供への接し方です。
他の子供は素直に言うことを聞いてくれるのに、一人の子が動いてくれないために保育計画が台無しになってしまうというようなこともあります。

そこでつい大人としては、できる子を優先させてできない子を後回しにしてしまいがちですが、そうした方法はむしろ子供の間に溝を作ってしまうことになります。

小中学校以上になると、立場は「先生」と「生徒」になりますが、保育所においてはあくまでも「保育士」と「子供」です。

支配的な物言いをするのではなく、なぜそうした行動を取るのかという受容の精神で接していくということが大切になってきます。

幼い子供が言うことを聞かない時は、何らかの生理的な不快があるか、もしくは自分が集団で受容されていないという感覚があるものです。

まずは効率化を捨てて、言うことを聞かない子供のところに行き、なぜ言うことを聞きたくないのかということをゆっくり話し合いで探していくようにしましょう。

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